去る令和4年11月22日(火)、西5みらい支部主催にて令和4年度最後の見学研修会がカフェ&ショップ「ICONIC STAGE(アイコニックステージ)」にて開催された。
遡ること同年1月、本会西5みらい支部会員である人材派遣会社「株式会社ジョビア」の運営にて東白楽にオープンされた本店舗では、同社の本社ビルの3階で栽培されたオーガニック野菜が1階のカフェの料理やショップのスイーツの材料に提供されている。
この営業形態は、1次産業(農林漁業)、2次産業(製造加工業)、3次産業(小売業等)の一体化により新たな付加価値を生み出す取組みとして話題を呼び、新聞記事の紹介では<築40年「ビル産ビル消」で活路>という見出しに続き、1+2+3=「6次産業」と呼ばれている。
研修会は同ビル4階事務室にて山田泰司支部長の挨拶から始まり、栽培室で採取されたハーブを使ったハーブティーを頂きながら、株式会社ジョビア吉備カヨ代表取締役社長の講話から始まった。
講話では同社の成り立ちから、本社の移転、ここ最近のコロナ禍による新しい業務形態の模索、人材派遣のあり方にまで話が及び、いかに人を生かすか、というテーマについて参加者にとっては自分の立場に準えながら深く考える機会となった。
続く2班に分かれての栽培見学の後には階下のカフェで、料理を頂きながら会員同士の親睦を深める懇親会が行われ、支部会員13名が参加した。


パーティーメニューではハーブサラダ、ピクルス、フォカッチャ、香草パン粉焼き、レモンライスカレーなどの野菜を中心としたヘルシーな料理が丁度よい量で提供され、ついついワインが進んでしまった参加者も多かったように見えた。
また、カフェに隣接するショップでは水耕栽培による花などをあしらったスイーツが販売されていおり、お土産に丁度良いと参加者は喜んでいた。
暫く行われなかった支部活動も今回の見学研修会を皮切りに益々活発に行われることを祈って〆の挨拶を藤本幸充前支部長に頂き、会は閉幕した。
店舗URL:https://www.iconic-stage.com/
広報委員会 大内匡