「猫嫌いな私が猫を飼う」そんな日が来るとは思いませんでした。しかし、飼ってみると人生が豊かになったと思えるほど、楽しい日々を過ごしています。
私が子供の頃、近所の「猫屋敷」と呼ばれる家で多くの野良猫が飼われており、その匂いや鳴き声から猫に対する良いイメージを持たずに育ちました。猫を飼うきっかけを与えてくれたのは、幼い頃から猫と共に育った妻の影響です。保護猫を飼うことになったのですが、私にとっては驚きの連続でした。
まず「ぐるぐる」鳴く事です。私は「ニャー」としか鳴かないものだと思っていたので、妻に「大変だ!喘息かもしれない。」と真剣に言ったことを覚えています。気分の良い時に鳴くそうですね。後、猫の黒目は縦に細いものだと思っていたのですが、光の加減で真ん丸の黒目になるのです。とても可愛いです。「へそ天」は初めて見た時、こんな人間みたいに寝る猫がいるのかと、驚きました。
夜中に急に走り出したり、宅配の空きダンボールには、必ず入ってみるなど、謎が多いですが、その分、魅力が増しています。そろそろクリスマスです。リビングに飾るクリスマスツリーの下に隠れるのが好きなようです。見えてるんですけどね。
株式会社ポンパドウル 小泉 勝