2019.04.01

女性部会 井戸掘り事業 横浜中法人会女性部会40周年記念事業

中区立野小学校に井戸寄贈「おたすけ井戸」と命名

横浜中法人会女性部会では40周年を迎えた。その記念すべき事業の一環として横浜中区、西区のどこかに井戸を設置し寄贈することと決定。

 

自然災害が多く発生する昨今、災害時の問題として生活用水が足りないことなどを受け、吉富部会長や吉備幹事などが井戸を提案し、一過性の事業ではなく、未来永劫、横浜の方々のお役に立てることは素晴らしいと女性部会部会員全員で一致。

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しかし、その道のりは決して平坦なものではなく、予想以上の困難を味わうこととなった。

 

まず、井戸を掘削させてくれる適所がなかなか見つからない。少ない予算で井戸を掘ってくれる業者がみつからない。そんな中、挙手してくれたのが仲尾台中学校と立野小学校であった。その頃、仲尾台と立野を結ぶ遊歩道ができ、その途中に井戸があれば両校の学生たちにとって有意義なものとなるだろうということであった。井戸業者は小田原の井戸掘り本舗ネクストネットワークにたどり着いた。

 

最初の着工は2018年10月。誰もが、井戸水は掘れば出るものだと思っていた。しかし、井戸掘り重機の限界の深さまで掘っても水はでることはなかった。ならば、中学の敷地ではどうかと2回目のトライアル。災害が続き、今、井戸掘り業者には依頼が殺到し、スケジュールが空いていないので翌月12月の着工となった。歴史ある立派な桜の樹木が生い茂るその場所では確実にでるものだと誰もが信じた。が、ここにも自然の女神は微笑まなかった。記念式典までもう日にちがなく、誰もが焦り始めた。その際に、校長立野小学校設立時の古い地図を偶然発見。井戸掘り業者の方がその地層を見て、もしかしたらここなら出るかもしれないと、第三回目の掘削となった。立野小学校の裏庭の一角である。

 

年も開け、式典まで1ヵ月足らず。

 

ここで出なかったら、ともしもの代案も考え始めた。

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度重なるトライアル。多忙を極めているネクストネットワーク様は仕事の合間をぬって、掘削準備をしてくださった。着工したのは1月17日。必死の形相で私たちは三度目の地鎮祭を行った。

 

その祈りがついに通じ、立野小学校の校庭に水が出たのだ。

 

この4か月間の掘削の期間に、小学校に 通い、井戸業者の方に激励を続けた早坂副部会長、高橋副部会長、林会計幹事 秋山幹事に感謝したい。

 

井戸は小学生たちから公募し、「おたすけ井戸」と命名された。この井戸が、みんなの助け合いで完成し、やがてたくさんの人たちを助けることができるようになって欲しいという願いだ。この井戸は、井戸掘り業者さんや両校の先生方、またその方々を繋いでくださった方々、たくさんの人の思いが詰まっている。おたすけ井戸から汲まれる水が、この先、近隣の方々の生活の潤いとなるよう、心から願う。

 

この井戸は、白井理事の協力により井戸周りも整備され、寄贈プレートも付けられた。JR山手駅前の坂を上った立野小学校の北門入口手前の柵の内側に位置する。道からも見えるので、ぜひ、一度足を延ばして頂けたらと思う。

 

広報委員会 早坂

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