「繋がる 継なげる そして輝く」
去る2月21日(木)みなとみらいにあるグランドオリエンタルみなとみらいで行われた横浜中法人会女性部会40周年記念式典・祝賀会。この準備は吉富真里部会長就任時の2年前から始まった。40周年実行委員会を結成し、開催会場選び、案内状の作成、記念品の作成、パンフレット、式次第の作成、演台花、アトラクション、記念事業などなど、やるべきことは山ほどあったが、悲しいことに予算は山のようにはなかった。しかし、当日お越し下さるご来賓の方々、本会、他部会の方々への心から楽しんでいただきたいという、おもてなしの心だけはみなぎっていた。女性部会員はそれぞれ得意とする分野がある、その特技を生かして自分たちの手で気持ちのこもった会を作りたいと吉富部会長指揮のもと動くこととなった。
式典、祝賀会ともにグランドオリエンタルみなとみらいで開催され、祝賀会には120名もの方が参列。式典は横浜中税務署、各制度会社、横浜市立仲尾台中学校・立野小学校、本会常任理事、理事、相談役、青年部会幹事、神奈川県法人会連合会女性部会連絡協議会長など、参列していただき、厳かに行われた。高橋会長、曲沼横浜中税務署長、近澤相談役のご来賓ご挨拶の後、女性部会に10年以上在籍した部会員への功労賞授与、井戸事業報告の後、吉富真里部会長に両校長からサプライズで感謝状も送られた。
式典の後、18時より同会場にて、祝賀会が開催された。式典参加ご来賓の方々に加え、横浜市中区長、そして西区長、鶴見、横浜南、保土ヶ谷、戸塚、神奈川、緑、川崎南、川崎北、川崎西、横須賀、藤沢などの法人会女性部会からも多数参加いただいた。
ご来賓、近隣女性部会を代表し、一般社団法人神奈川県法人会連合会女性部会連絡協議会会長小野田かほり様より、続いて西区区長寺岡洋志様から祝辞をいただいた。当日、所用で参加できなかった政所相談役からの祝辞は、遠藤副部会長が代読。
続いて、横浜中法人会女性部会の活動報告、40周年記念事業報告などが、加藤副部会長、早坂副部会長、田中幹事、早園幹事から行われる。絵はがきコンクールでは600通以上の応募があり、その中から本牧小学校6年生東原侑希子さんが金賞に選ばれ、さらに県連の最優秀賞にも選出された。神奈川県全体では7000通以上の応募があり、その中でのトップとなった。その後、全国法人会連合会女性部会連絡協議会会長賞を受賞し、全国でのトップ12に選ばれた。
また40周年のロゴ、パンフレットは田中幹事が手がけ、記念品のポーチは中華街でアジアンテイストのアパレル・ROUROUのデザイナー早園部会員のオリジナルデザイン。それぞれの作品への思いを伝えた。
野並相談役の乾杯のご挨拶で賑やかに祝賀会は始まった。
アトラクションは、斉藤幹事の尽力でジャグリングのハードパンチャーしんのすけさん。始終笑いと驚きの演技で場はいっきに和んだ。さて、予算がないけれど、もっと喜んでいただきたいと考えた、女性部会員全員によるコーラスは圧巻であった。『ブルーライトヨコハマ』での最後の投げキス、『今日の日はさよなら』の不完全な二部合唱は、会場の全ての人のハートをわしづかみにしたに違いない。おそろいのブルーのコサージュ、演台の花は、秋山幹事作。
斉藤会計幹事ディレクションの40年の歴史を振り返るDVDのナレーションは、横浜が誇る女優・五大路子さん(もちろん友情出演)。場所の折衝は村松幹事、とにかくお金には厳しい林会計幹事、部会長の右左腕となった加藤副部会長、高橋副部会長の働きは大きい。当日、全ての幹事がそれぞれの役割を果たし、無事成功した。
それぞれの本職分野ではすでにプロである部会員だが、学生時代以来久しぶりに何かを皆で一つとなってやり遂げたのだ。その根底には、40年の先代の思いや苦労を絶やしてはいけない、遠くからお越しいただいた方に喜んでいただきたい、そして井戸事業や絵はがきコンクールなどを通してこれからの世代にも何か繋げていくことができればという思いがあったからだ。
「繋がる 継なげる そして輝く」( 藤田幹事の考えた女性部会のスローガン)、最後の「輝く」は部会員そのものではなく、横浜全体が輝くという意味。これからの女性部会の成長が楽しみだ。
広報委員会 早坂
