2025.10

2025.10

生命保険業界が神奈川県の皆さまに 安心・安全をお届けできるよう頑張っていきます。

一般社団法人生命保険協会 神奈川県協会 会長






佐藤 智子 氏

佐藤  智子

Profile

1993年3月 明治大学卒業 1994年1月住友生命入社、新宿、赤坂などの営業センター長就任後、2016年都心営業総局副営業総局長兼東京南事業部長、2019年営業総括部担当部長等を歴任。全国の営業拠点教育とVitality戦略、well-being、健康増進活動などを推進。その後、2021年川崎支社長、2024年横浜支社長、2025年4月執行役員兼横浜支社長。同年、一般社団法人生命保険協会神奈川県協会長に就任。支社長職と兼務し、生命保険協会神奈川県協会の代表として活動中。

まず協会の紹介からお願いします。

生命保険協会は、全41社の生命保険会社が加盟する業界団体です。生命保険事業に関する情報提供や相談・苦情対応、生命保険事業の適切な運営を確保するための制度や施策、会員会社の職員に対する研修や教育などの事業を行っています。
また、各都道府県には、計54の地方協会を設置しており、地域に根差した活動をしています。神奈川県協会もその一つで、神奈川県内に事業所がある生命保険会社22社73の支社、支店が会員であり、これは東京、大阪に次いで3番目に大きな組織になります。

地方協会の活動の特徴を教えてください。

神奈川県協会のみならず地方協会が特に力を入れているのが、地域との良好な関係づくりを目指す「地方CR(コミュニティ・リレーションズ)活動」です。
会員各社の職員からの募金活動を実施し、集まった資金をもとに福祉巡回車の寄贈、障がい者・高齢者支援、こども食堂への支援、または献血活動などを実施しています。神奈川県協会では今年は10月から募金活動を展開して、県内の各団体に寄贈を進めていきます。

このほか、子育てと仕事の両立を支援するために保育所や放課後クラブに対して助成を行っており、また介護・保育の分野の専門人材の養成を支援するため介護福祉士、保育士を目指す学生を対象に奨学金制度も運営しています。私もこれまで奨学生からお話しを聞く機会がありましたが、「奨学金のおかげで目標とする道に進むことができた、本当にありがたかった」といった声にふれると意義のある活動であることを実感します。

神奈川県協会の会長に就かれたのは今年の4月からと伺っています。

私は長く住友生命保険相互会社に勤務し現在は横浜支社長を務めています。
昨年は副会長として協会の行事や運営に携わってきました。私にとって横浜は約20年間暮らした愛着深い街で、地元が横浜であるということもあって会長に選出いただいたと思います。お世話になったこの街に恩返しする気持ちで職務に取り組んでいきたいと考えています。今述べた社会貢献活動に加えて、神奈川県警と連携して特殊詐欺被害防止に向けた活動や、県内の消費者行政、マスコミ関係者の皆さんとの意見交換など、神奈川県協会として重要な活動を推進していきます。

生命保険業界が神奈川県の皆さまに安心・安全をお届けできるよう、そしていっそう信頼いただけるよう頑張っていきたいと思います。

消費者行政、マスコミとの意見交換とはどのような内容になりますか。

毎年行っているものですが、直近の業界の取り組みについて情報を提供すると同時に、ご出席者から業界に対する意見や要望をお聞きする機会になっています。
いただいた意見や要望は会員各社の経営層などと共有し、お客さま本位の業務運営に向けた取り組みを後押しする仕組みになっています。
たとえば「高齢者の契約については家族の同意を求めることでトラブルは少なくなる」という意見に対して70歳以上のお客さまとのご契約を丁寧に行う観点から、ご家族の同席を必須としたり、またご契約者がケガや病気で手続きが難しい場合にあらかじめ指定した代理人が代わって手続きを行えるようにし、保険金の請求などについても同様の制度を取り入れたり、常にお客さま本位で改善を行っています。

お客さま本位、というのは生命保険協会としての行動指針の大きな柱になっていますね。

生命保険協会の3つの行動原則として「お客さま本位の行動」「コンプライアンスと高い企業倫理に基づく行動」「社会的責任に基づく行動」が掲げられています。それぞれ具体的な基本行動が定められているのですが、「お客さま本位の行動」のために、会員各社と協会の経営層で構成された「お客さま本位推進会議」を設置しています。会議は年に複数回開催され、各社の取り組みの事例を学んだり、外部有識者に参加いただいて意見を聞くなど、活発な議論が行われ、その内容は地方協会も共有されています。昨年は「金融機関代理店チャネルにおける外貨建一時払保険への対応」「コンプライアンス・リスク管理態勢」をテーマに実施されました。

神奈川県協会として今年特に力を入れていきたい取り組みはありますか。

私個人としては「教育」が一つの大きなテーマだと考えています。職員一人ひとりがお客さまの豊かな人生の実現に向けて貢献できるよう教育・指導に注力したいと思います。
特に神奈川県協会では、毎年、お客様担当の責任者向けに研修会を実施しています。具体的には生命保険協会の裁定審査会の事例研究を行ったり、横浜地裁で実際の傍聴体験なども取り入れています。

佐藤会長ご自身も住友生命の横浜支社長でもありますが、女性の活躍という面で保険業界の状況はいかがですか。

古くから生命保険会社は、多くの女性が活躍する場として発展してきました。営業現場はもちろん、支社や本部でも女性が大半の職場がとても多いです。
最近では管理職への女性登用も進んでいます。たとえば神奈川県協会の会員である生命保険会社の支社長、支店長73名のうち女性は5名ですが、次席会員である副支社長や次長60名のうち23名が女性と、4割近くになっています。特に総務系の職種においては次席に女性が就くケースが多いので、これからますますこの比率は高くなっていくものと思われます。

横浜中法人会は約2300社の会員がいます。メンバーに向けてメッセージをお願いします。

法人会員の皆さまには、各生命保険会社の担当がお世話になっていることと思います。これからもいっそう、お客さまのお役に立てるよう各社取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

住友生命保険相互会社 横浜支社にて




インタビュアー 福井

2025.07

国際イベントとしての「GREEN×EXPO 2027」 その開催準備が着々と進行中です。
佐藤  智子

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